妊娠 頻尿

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妊娠と頻尿について

尿がたまる膀胱は、子宮の前に位置しています。そこで、子宮が急に大きくなる妊娠初期と、赤ちゃんの頭が下がってくる妊娠後期は、膀胱が子宮に圧迫されて頻繁に尿意を覚えることがよくみられます。尿は十分にたまっていませんから、尿意を覚えても、思うように出ません。

夜間に頻尿で起きることが多くなると、不眠症の原因になってしまいます。不眠解消には、まず現在の頻尿が病的なものではなく、妊娠にともなう生理現象の一つと理解し、あまり神経質に考えないことです。当然、夜は水分を控え、就寝前には必ずトイレに行っておきましょう。なお、頻尿で十分に尿が出なくても、尿意があれば我慢をせず、トイレに行くことが大切です。尿がたまっているのに我慢をしていると、膀胱炎になることもあるので注意が必要です。頻尿のほか痛み、残尿感、尿の濁り、血尿などの症状がみられたときは膀胱炎が心配されるので、すぐに専門医に相談をするべきでしょう。

日常生活では次のことを心がけてください。

○尿意を刺激する物を避ける。カフェイン、アルコール、柑橘系、刺激のある食べ物、炭酸飲料など

○骨盤を引き締める体操をする

○くしゃみなど、尿が漏れそうなときに足を組む

○便秘にならないよう気をつける

○排便中にいきまない

○太るほど圧迫をしてしまうので、体重管理をしっかりする

また、妊娠時は、心身をリラックスさせておくことが大切です。尿意が不快に感じる場合は、体を温めるものを食事に積極的に取り入れたり、足浴やつぼマッサージ、レッグウォーマーなどで下半身を温めたりすることもいいでしょう。また、子宮が大きくなってくると尿漏れが起こる可能性もあるので、肛門の引き締め運動をして骨盤底筋を引き締め尿漏れが起こらないようにしましょう。

子供の頻尿の原因

精神的な原因による心因性頻尿や尿路感染症が、子供の頻尿の原因として大部分をしめています。

幼児から小学校低学年の子供にみられる症状が心因性頻尿です。何回もトイレに行きますが、尿の量は少なく、痛みもなく、ケロッとしてトイレ通いを繰り返します。眠ってしまうと症状は隠れて、おねしょもみられないのが特徴です。尿を調べても異常はありません。精神的緊張や引っ越し、身近な人との別れなどが引き金となるようことがあるようです。ほとんどの場合、数日から数週間持続すれば自然に治ります。その間、しかったり注意したりせず、暖かく見守ってあげることが大切です。

尿路感染症、特に膀胱炎では、頻尿以外に排尿時に痛みを感じたり、排尿のために睡眠中に起きたり、時におねしょをみることもあります。尿は濁り、多数の白血球が尿中に認められます。この症状になってしまった場合、抗生物質による治療が必要となります。

また、夜尿症は、特徴的な子供の頻尿、排尿障害としてあげられます。学童期になってもおねしょが続いている症状を夜尿症といいます。夜尿症は夜間の尿量と膀胱の大きさのバランスが崩れることで起こり、膀胱の大きさに比べて夜間の尿量が多い多尿型、尿量が普通でも膀胱が小さくて溢れてしまう膀胱型、多尿型と膀胱型を合わせもった混合型の3つのタイプがあります。

対処法は、いずれの頻尿においてもことなります。心因性は放っておけば治ることがほとんどですが、尿路感染症の場合は薬物治療が必要なこともあります。また行動治療といった手軽にできる治療法も存在します。まずは子供の頻尿の症状をよく知ることが大切です。

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